サッカー日本代表の本田圭祐選手がCSKAモスクワからイタリアのセリエAの
名門ACミランへ移籍するかどうかが話題になっています。
実は、本田選手が小学校6年生の時、書いた作文「将来の夢」の内容が実現
するかもしれません。(※現段階では移籍交渉は難航しています)
さて、その内容とは・・・・・?
「ワールドカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパの
セリエAに入団します。」と書かれています。
作文全体を読むと、内容は小学校6年生の段階で具体的かつ数値目標が
明確になっています。
「ワールドカップで有名になって」という部分は実現しているので、
あとはセリエAのACミランに移籍が決まれば、小学校6年生の時
書いた作文の内容が実現したことになります。
よく、夢や目標を紙に書くとか、周囲の人に話すと実現すると
言われています。
しかし、ただ紙に書いたり、周囲の人に話しただけではダメです。
それなりの努力が必要です。
なぜ、本田選手の場合、夢が現実味を帯びてきたのでしょうか?
それは将来の夢の実現に向けて今後、どのようにして
いけばいいかまで、作文に書かれており、その夢の
実現のために今まで努力してきたからです。
作文の主な部分です。
(いつ頃)→大人になった時
(どこで)→ワールドカップ、セリエAで活躍すること
(目標)→世界一のサッカー選手になること
ここからが重要です。
(夢を実現するために具体的に今後どうするのか)
→ここからはそのまま作文を書きます。
「ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。」
「世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。」
「だから、今、ぼくはガンバッている。」
「今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。」
繰り返しになりますが、「世界一の選手になるには、世界一練習しなければ
ダメだ。」と書かれており、夢の実現のためには厳しい練習が必要だという
ように、どのようにすれば夢が実現するかという部分まで具体的に書かれて
います。
そのため、本田選手は星稜高校(石川県)時代、サッカー部に所属し、
寮に入り、毎日練習に明け暮れていました。
他の選手と違う点は、毎日練習後に今日やった練習内容で
反省点、改善点、今後に向けての課題等をノートに記録して
いたところです。
明確な目標設定がされていたため、他人よりサッカーがうまく
なりたいという気持ちがあったために、ノートに記録していたの
でしょう。
あなたも明確な目標設定をし、それを実現するためには、具体的に
何が必要かという視点を持ち、意識していけば、目標達成が確実
なものになるでしょう。